俺様!





パタパタパタとプトレマイオスの中を小走りしていく小さなの黒い影。

右手には紙が握られていた。

小さな黒い影は目標に向かってパタパタと走っていく。

目標へ到達すると、ポムッと白い紙をソコへ貼り付けた。

「お?刹那じゃん。はよ」

目標、ロックオンの前に回りこみ、

「おはよう」

一言そういい残しまたパタパタと走り去っていった。



ロックオンは朝から向けられるおかしな視線が気になっていた。

「?」

皆、ロックオンの姿を見ると、
あるものはクスクスと笑い、
あるものは「へ?」とした顔をし、
あるものは驚いた顔を、
またあるものはガックリした顔をして隣を去っていく。

何がおかしいのか自分ではわからない。

髪のセットもバッチリ。
顔もきちんと洗ったし、
歯もきちんと磨いた。
服だってチャンと着ている。

何処かおかしなところでもあるのだろうか?

ただ、刹那だけはすれ違うたびに満足げに去っていく。

困り果てたロックオンは正面から来たティエリアに思い切って聞いてみた。

「ティエリア、俺、今日変か?」

ソレを聞いたティエリアは「プッ」と笑いながら答えた。

「背中だ」
「へ?」

そういわれ背中に手を回すとなにやら手に触るものがある。
思い切ってソレを引っ張った。。。

背中には紙が張りつけてあった。
ソコには。。。

「俺様の!手を出すな!刹那」

と書かれていた。

ソレを見た瞬間ロックオンの顔が赤くなっていく。。。

そして、刹那ぁぁぁ!と叫びながら走り去っていった。


残されたティエリアは
「もしかしなくても気付いてなかったのか。。。」
一人つぶやきその場を去った。














刹那にガキっぽいところは無いのかと思い作ってみました。
相変わらずキャラが良くわかってないところがポイントです(ぉぃ
もう、勢いだけで書いているので、誤字脱字なんかありましたらご報告お願いします!