泣かせてみたい





プロテマイオスの中を正面から歩いてくる男に刹那は気が付いた。
いつもなら地上の射撃訓練場に居るはずなのに、宇宙に居るなんて珍しい。
一緒に歩いているのはアレルヤか、相変わらずヘラヘラと笑ってやがる。
ムカつく。
そう思いながら隣を通りすぎようとしたところで声をかけられた。

「よう!刹那じゃん何してんの?」

相変わらず笑顔だ。笑顔の大安売りでもしているのだろうか。

「いや、これから部屋へ戻るところだ」
「ならこれから茶でもしないか?」

相変わらずロックオンは笑顔だ。
泣かせてみたい。
急に刹那の中で一つの思いがはじけた。
この笑顔を壊したらロックオンはどのように泣くのだろう。
どんな顔をするのだろう。
走り出した衝動が止まらない。

「どうした刹那?」
「いや、なんでもない」
「ソレより茶だよ茶。お前はどうする?」
「いらない、ソレより後で部屋に来い」

走り出した欲望と衝動のタメに、刹那はロックオンを部屋えと呼び出した。

「ヘーヘー分かりましたよ」

ロックオンは苦笑いしながら答えるとアレルヤと二人でその場から去っていった。

「それにしても、刹那とロックオンって仲が良いですよね」

アレルヤは言った。

「そうか?」
「ええ、心を許していない物に部屋に来いなんて簡単に言えません」
「ま、そうだな」

ハハハハハとロックオンはまた苦笑した。

「それよりアレルヤは一緒に茶するよな」
「ええ、あなたに時間があるのなら」
「よし決定!早速ラウンジにいくげ!」

そういうと二人はラウンジに向かって動き出した。







ラウンジには珍しく人はいなかった。

「なんだ、誰も居ないのか」
「その様ですね」

そう言いながら二人は自分の分のコーヒーを入れると、ラウンジの隅の席へと移動した。

「それにしても重力が無いとやっぱり宇宙に居るって感じがするぜ!」
「ロックオンはいつも地上に居ますからね」

そういいながら、ロックオンはん〜〜〜と腕と足を伸ばした。

「それにしてもロックオンが宇宙に居るなんて何だか不思議な感じがします」
「なんだなんだ?それは俺が居ちゃいけないってことか?」

少し怒った顔で詰め寄られアレルヤは慌てて言葉を発した。

「そういう意味じゃないです。何だか新鮮だなと感じただけです」
「新鮮ね、まぁ実際あんまり宇宙には居ないんだけどさ」
「そうですね」

そういうと、アレルヤは持ってきたコーヒーに口をつけた。

「ロックオンが宇宙に居るってことは何か用があったんですか?」
「ああ、射撃訓練の結果報告。まだ終わってねぇけどな」

するとロックオンも持ってきたコーヒーに口をつけた。

「終わってないって良いんですか!?」
「あ〜まぁいいんじゃないか?」

ロックオンはのんきに答えた。

「そろえる書類はそろえてあるんだし、後は提出するだけ。ちょっと位遅れたって大丈夫っしょ」

本当にロックオンはのんきに構えているようだった。

「本当に大丈夫なんですか?その書類スメラギさんに出すんですよね?」
「ああそうだぜ、ミス、スメラギに出す書類だ。」

ロックオンはコーヒーを一口、口に含みながら答えた。

「それなら早くしたほうがいいと思いますよ」
「なんでだ?」

ロックオンは訳が分からないという感じで答えた。

「スメラギさん、ああ見えて結構時間時に厳しいひとですから」
「へ?そうなのか」

ロックオンは驚いたように答えた。

「ええ、この間クリスティナが書類の提出が遅いって怒られてましたから」
「げ、マジカ」

ロックオンは苦い顔をしながら舌を出した。

「それなら早く提出に行かなきゃなぁ、実はソロソロ提出しないとやばいんだよな」
「なら、早くスメラギさんのところへ言った方が・・・」

アレルヤの言葉が言い終わる前にラウンジに人が入ってきた。

「あ、スメラギさん」
「え!?」

ロックオンは驚いたように後ろを振り返った。
するとソコには極上の笑みをたたえたスメラギの姿があった。
ニコニコ微笑みながら近寄ってくるスメラギの笑みは心からの笑顔ではなかった。
ソレを察知したのかアレルヤが急に口を開いた。

「スミマセン、彼を引き止めていたのは僕なんです」

しかしその一言も一掃された。

「アレルヤ、そんな嘘付かなくていいのよ。どうせ誘ったのロックオンでしょ?」

スメラギは笑顔を絶やすことなくロックオンへと近づいた。
スメラギの予想は外れることなく的中した。

「あ、ミス、スメラギ、これ例の資料です・・・」

ロックオンはハハハハハと苦笑しながらデーターをスメラギに渡した。

「あら、ありがとう」

そういうと、スメラギは座っていたロックオンの頭の上に拳を作ると思いっきり振り下ろした。
ゴン!とラウンジの中に凄い音が響き渡った。
そして、頭を抑えうずくまっているロックオンの姿があった。
スメラギの拳はロックオンの脳天を直撃したようだ。その威力は計り知れない。
ロックオンはなかなか復活する事が出来ないで居た。
まさか、スメラギの一撃がココまで凄い物だとは全く予想していなかったのだ。

「い、痛いです。ミス、スメラギ・・・」
「あらそう?」

スメラギは涼しそうに言った。
ロックオンの脳天からはまるで白い煙が出ているようだった。

「おかしいわね?そんなに強く叩いてないわよ?」
「十分痛いですから・・・」
「あらそう?」

涼しげにスメラギは言った。

「コレに懲りたら、書類の提出期限を守る事ね」
「まだ時間はあったはずだと思うんですけど・・・」

頭をさすりながらロックオンはオズオズと聞いた。

「クリニッチ標準時ではもうとっくに時間が過ぎてるのよ」
「な!?」

そうか、そうだった、プトレマイオスではクリニッチ標準時を使用してるんだった。
地球時間で居たロックオンにとっては完全な盲点だった。

「だからって、殴る事無いじゃないですか」

おお痛いと呟きながらロックオンは反論した。

「そのくらいなんてこと無いでしょ?だってガンダムマイスターなんだもの」
「な!?それ完全に関係ないじゃないですか!」
「あらそう?」
「そうですよ!」

ロックオンは必死に反論した。
だが、スメラギは聞く耳を持つ事はしなかった。

「まぁ、これからはコレに懲りてきちんと資料は提出するようにネ」

そう言うと、パチンと一つウィンクをした。
そして、スメラギはラウンジから去っていった。

「ロックオン、災難でしたね」
「本当だぜ」

まだ痛い頭を何故ながらロックオンは粒やいた。

「それにしても殴る事無いと思うんだけどな」
「ソレはタブン、ロックオンだからですよ」
「な!?どういうことだよ!」

ロックオンは激しく反論した。

「スメラギさんだって殴る相手くらい考えてるって事ですよ」
「だからって何で俺なんだよ」

ちくしょう、と呟きながらまだジンジンと痛みを発する頭をさすった。

「ティエリアや刹那は殴られるようなことしないと思います。殴られるようなこと下としても反省するかどうか」

アレルヤは苦笑いとともに答えた。
まぁ確かに、言われてみればそうかとロックオンも思った。
だからといって自分ばかりこんな貧乏くじを引いてていいものだろうか。

「だからってな〜」

ロックオンは最後コーヒーを飲み干すと紙コップをクシャリと握りつぶした。

「なんか割り悪くねーかー?」
「まぁ、その辺は愛嬌ってことで」

アレルヤは苦笑いしながら答えた。

「そういえば、刹那に呼ばれてたんじゃなかったでしたっけ?」
「ああ、そういえば部屋来いとか言ってやがったな」

ロックオンは先ほど刹那とすれ違った時の言葉を思い出し「ああ」と答えた。

「そうだな、あいつにまで怒られちゃ罰が悪いからな、行っとくか」
「そうですね」

アレルヤはにこやかに答えた。

「悪かったな呼び止めといて」
「いえ、また誘ってください」

アレルヤは笑顔を絶やすことなく答えた。

「そうか、じゃまた今度誘うぜ」
「はい」
「それじゃ俺いくわ」

そういうとロックオンは手に持っていた紙コップを棄てるとラウンジから出て行った。







刹那の部屋の呼び鈴を鳴らした。
すると中から住人が出てきた。

「どれだけ人を待たせる気だ」
「いや、悪かったって。怒ってんのか?
「怒ってない」

そう言うと、刹那はロックオンの腕をぐいぐい引っ張っていく。
何でコイツはいつもヘラヘラと笑ってやがるんだ。
自然と掴んでいた手にも力が篭る。

「刹那?腕、痛いんだけど・・・」

心配そうに聞くロックオンを無視して刹那はロックオンをベットへと叩き付けた。
ロックオンはベットへ仰向けに倒れこんだ。
やっぱりコイツ怒ってんじゃねぇか?
ロックオンは素直に疑問を口にすることにした。

「なーやっぱお前怒ってるだろー?」
「起こってなんかいない」

刹那は即答した。
すると刹那はロックオンの上半身に乗り込み、自分がしていたベルトでロックオンの手とベットの柵を括り始めた。

「な!やっぱお前怒ってんだろう!遅れた事は謝るからコレはなせ」
「嫌だ。ソレに俺は怒ってなんかいない」

刹那は同じ答えを繰り返す。
しかし、刹那の行動は怒っている以外の何物でもない。
何故だ?何故ロックオンは泣かない?自らの自由を奪われているというのに。
刹那はただ一つの思いに駆られていた。
ロックオンを泣かせてみたい。
どうしたら泣いた顔が見られる?そのためなら何でもしようと今日は決めていた。
暴れるロックオンを抑え、刹那は下半身を覆っていたGパンと下着を一気にはいだ。

「な!刹那!何考えてやがる!」

急にあらわにされたソレはロックオンの羞恥心を誘った。
刹那は煽る様にロックオンのソレに太ももを当てた。

「意外とこうされる事嫌いじゃないんだな」
「な!そんなこと!」
「本当に無いのか?」

ロックオンは羞恥心で一杯になっていく。
ソレに反応して自分のモノが自然とかたくなって行くのを感じる。

「な!やめ!」

ロックオンのモノが固くなるのを感じながら刹那は足の動きを早くした。

「こんな状況で立つんだ、素質があるんじゃないのか?」
「な!そんなわけあるか!・・・ふぅ・・・」

ロックオンから堪らず甘い声が漏れた。
その声を合図に、刹那は足でいじっていたロックオンのモノを自らの口へと含んだ。

「な!やめ!・・・っぅ・・・」

刹那は辞めることなく、裏筋から先の割れ目まで一気に舐め上げた。
そして丹念に根元から舐め上げていく。
そして、口に咥え上下運動を繰り返して行く。

「ふぁあ・・・やめ・・・て・・・」

刹那はロックオンの静止を聞くこと無く、ピクピクと反応を示してきたロックオンのモノを一気に吸い上げた。

「な!ま!やめ!・・・つぅ・・・イ・・・ク・・・」

刹那は性急にロックオンを求め一気に迫りやった。
そして、ロックオンは一気に果てたのである。

「・・・っは・・・は・・・は・・・は・・・」

肩で息をするロックオンを満足げに見つめ、刹那はロックオンの吐き出した精を一気に飲み下した。
それにしても何故泣かない?ココまでしているのに何故?
刹那は自問自答を始めていた。

「刹那?・・・今日は・・・どうしたんだ?」

ロックオンの問いかけに刹那は答える事は無かった。
そして、刹那は動き出した。
ロックオンの股の間に自らの腰を滑り込ませたのだ。
まだ解れていない蕾へと自らをあてがった。

「な!刹那!まて!ソレはやめろ!」

刹那はロックオンの静止を聞くこと無く一気に蕾へと進入を開始した。
ソコは何かを受け入れるタメに出来ているわけではない。
逆に排泄されるタメに出来ている器官だ。
ソコへ無理やり進入を開始したのだ。
両名痛くないはずか無い。

「・・・痛いな」

刹那はそれだけを言った。
ロックオンはただ痛みに呼吸を整えながら耐えるだけで精一杯だった。
刹那のモノが半分入った頃、ロックオンの蕾はプツリと切れ血を吐き出した。
その血を丁度潤滑油代わりに刹那はロックオンの中へと進入速度を速めていった。
そして激しい痛みを伴った結合は達成された。

「つぅ、辛いな、どうだ?」
「どうだ?だ!痛いに決まってるだろう!」

ロックオンは涙を見せることなく、気丈に答えた。
何故だ?何故泣かない?無理やり結合したというのに。
急に悔しくなった刹那はロックオンの中に入っているモノを動かし始めた。

「つぅ・・・はぁ・・・」

ロックオンはその動きに合わせて呼吸を始めた。
しかし、不規則なその動きに呼吸を上手く合わせることが出来ない。
何故、今日に限って自分はこんなに痛い思いをしなくてはならないのか、ロックオンは自問自答していた。
何か落ち度はあったか?刹那はあれほど否定しているが、やはり怒っているのではないのだろうか。
思いつく答えは一つだった。
刹那はロックオンがそんな事を考えている事さえ知らず少しずつ動きを早めていた。
先ほどまできつかった蕾は動いただけ柔軟になっていく。
ソレはロックオンも感じているようだった。
痛みの中にも快感を感じ始めて居るようだったからである。

「・・・あ・・・ひゃ・・・ふぁ・・・」

ロックオンの一番感じるところに触れてやれば自然と腰を動かしてくるまでになっていた。
痛みで萎えていたロックオンのソレも次第に立ち上がっていた。

「感じているのか?ロックオン」

少し嫌味たらしく刹那はロックオンに聞いた。

「・・・ん・・・はっ・・・そんなこと・・・な・・・ひゃ!」

やはりロックオンは感じているようだった。
蕾の中も、うねる様に刹那を受け入れていた。
刹那はロックオンのモノを握りしごき始めた。

「あ・・・ダメ・・・そんな・・・こと・・・」
「こうされたらどうなるんだ?」

また、刹那は嫌味をこめて言った。

「・・・ひ・・・そんな・・・イク・・・」
「そんなに簡単にいかせてもらえると思ってるのか?」

そういうと刹那はロックオンの根元を思いっきり握り締めた。
そして、ロックオンが一番感じる場所を攻め始めた。
するとロックオンは首を横にイヤイヤと降り始めた。
本人は相当来ているらしい。
握っているモノからも先走りがネットリと根元まで届いている。
さてとどうしたものか、イカセテやるのは簡単だ実際自分ももう限界に近い。
しかし、まだロックオンの涙を見ていない。
この状況で終わらせる事に戸惑いを感じていた。

「・・・刹那・・・お願い・・・も・・・イカ・・せて・・・」

刹那はロックオンの懇願を聞き、仕方ないと腰を揺らし始めた。
そして、共に最後の瞬間を迎えた。
刹那は最後の瞬間、ロックオンから抜き去り、自らの精をロックオンにかけてやった。

刹那は自らとロックオン自身の精で汚くなったロックオンを開放するタメにベルトを外しに向かった。
するとロックオンは苦笑いしながら言った。

「刹那、今度からこんな事するなよ。辛いのはお互い様なんだからさ、な?」

刹那は無言で答えた。
何故だ?何故泣かない?アレだけひどいことをしたというのに?何故笑って許せるんだ?
刹那は相変わらず疑問でいっぱいだった。

「何故だ?アレだけ酷い事をしたのに何故笑って許せる?」

刹那は疑問を素直に言葉にした。

「何でって今日は刹那怒ってたんだろ?」
「怒ってなんかない」
「じゃぁ、何であんな事したんだ?」
「・・・」

刹那は無言で返した。
泣かせてみたかったなどと本人にいえるわけが無い。

「まぁ、刹那がやってみたかったってんなら仕方ないかなってそんな感じだ」

そんな感じ・・・立った一言でまとめられてしまった。
コレは完全に負けだと思った。







━━夜
冷たい感触を覚えて刹那は目が覚めた。
一体何ごとだろう。あたりを見渡してみた。
するとロックオンの瞳から一筋の涙が流れているのが見えた。
まさか、寝ている間に、声すら出さずに泣いているとは思わなかった。
しかし、ロックオンの肩は寝息に合わせて動いている。
まさか寝ているのか!?
その姿を見た瞬間、ロックオンは心が締め付けられる思いがした。
いつも笑顔で隠している顔の下にこんな顔があったなんて。
泣かせてはいけない、泣かせてはいけないのだと思った。
刹那は驚き慌ててロックオンを起こした。

「ロックオン、どうした、ロックオン」
「ふあ?どうした刹那?」
「何故泣いている?」
泣いてる?」

そう言われ、ロックオンは慌てて自分の頬へと手をやった。

「うわ!本当だ!何やってんだ俺!」
「何か悪い夢でも見たのか?」
「いや、そんな事は無いと思う」
「そうか」

それだけ言うと、刹那は布団へと戻っていった。
これからはロックオンを泣かせない。
ロックオンを泣かせる全てを切ると心に誓いながら。。。







え〜なんというか、相変わらずショボイですね。。。
一週間近くHPほったらかしといてコレかよ!って感じですよね。。。
本当に、相変わらず文章力がほしいといつも思います。。。